設計
建築設計の種類

意匠設計

建築業界で仕事をしている人以外は、これを思い浮かべるかもしれません。
これは、設計の核にあたるものです。
建築主(お客様)から色々な条件を聞き、計画・設計をし、平面図や立面図等はもちろんのこと、
仕上表や建具リストなど、図面の種類や内容ともに膨大な数になります。
このような設計は、建築基準法・ハートビル法・耐震改修促進法・都市計画法・消防法・品確法等、
建築関係法令の知識や構造・基本モデュールやゾーニング等の計画・各工種の施工等の知識をもっていないと
設計できません。

構造設計

建築業界で仕事をしている人以外は、ピンとこない方も多いはずです。
これは、意匠設計をもとに、基礎や梁・柱・壁等の各部材の断面形状を構造計算により決定していきます。
これらの、図面や書類は一般の方が見てもむずかしいと思われます。

基本的に、構造設計は構造計算書を意匠設計事務所に提出し、意匠設計事務所がこれを確認し、
施工監理にうつるものです。なので、一般の方と直接話し合いをしないので、知らない方が多いと思われます。
ですが、構造設計はあまり目立たない存在ではありますが、建物が地震や風圧等に耐えられるか等の
計算をしているので、非常に大事な設計です。

設備設計

冷暖房のダクトの大きさや効率、上下水道の配管の大きさ、経路など、建築設備も専門の設計が必要になります。
この設備設計も図面や圧力損失等の計算が必要です。
やはり設備設計も、大きなビル建設等では活躍する場がおおきいです。

当社が行う建築設計とは?

当社が行う建築設計とは、木造在来軸組み工法の工務店ということもあり、主に木造住宅の設計を行っております。 設計打合せには、一級建築士を取得した当社員がお施主様と直接打合せをして、ラフプランを作成し、 3Dcadにてお施主様に出来上がりのイメージを見ていただきます。

その後、プランが固まってきたら、本格的な意匠設計に移ります。 意匠設計と同時に、当社では構造設計(地震力・風圧力等の検討も含む)や設備設計も行っておりますので、 柱や梁、基礎、壁、補強金物等の検討ならびに設備配管の大きさ、配管位置、圧力損失等を同時に考え設計していきます。 出来上がったところで、お施主様と再度打合せをし、確認申請等役所に提出する書類を作成、提出いたします。

簡単な説明ではありますが、これがおおまかな当社での設計順序です。 また、建物の規模は木造であれば、平屋・2階建て・3階建てが考えられますが、 建築基準法に適した規模であれば設計可能です。

理想の家を実現するための打ち合わせ

自分の理想の家を図面化するには、設計者に自分達の生活を熟知してもらうことです。
現在の生活習慣について箇条書きでまとめたものと合わせて、雑誌の切り抜きなどの具体例を資料として用意して頂けると、
どの様な家を希望しているのか、より設計者に伝わります。
その上で、設計者からのアドバイスに耳を傾けて下さい。
設計者の視点から、思いがけない発想や客観的な意見などが出てきます。
これらの過程を経て初めて理想の家が図面化されるのです。
図面の内容については、必ず設計者から説明を受け、分からない点があれな何でも質問して下さい。
設計者との打合せを重ねていくことで、どんどん自分達の生活に合った理想の家に近づいていきます。

吉岡工務店 創業五代一級建築事務所 tel.048-281-1157
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